前回の記事に書いた好きな偉人3人。
どれも志半ばで倒れた人々である。(如水はちょっと違うかな)
類稀なる能力を持ちながら志半ばで倒れる。これがなんかイイわけであります。
特に好きなのが黒田如水(考高)で、僕の祖先が同じ播磨出身で一緒に戦い後に福岡に移されてからも江戸時代が終わるまで仕え続けたってのもありますけど、なんといっても彼のドラマティックな人生にとても魅力を感じるのであります。
よく彼はドラマだと陰謀ばっかり考えてたとか野心が多い人物とされがちですが、私が思いますに黒田如水は不屈の忠義の士であったと思います。終始天運に見放されながらもめげずに良く主君に仕え家を守った。
なんでそう思うかというと、如水が小寺っつうオッサンにはじめ仕えていた時のエピソードからである。
小寺家は西に毛利、東に織田と二大勢力に挟まれていて、どっちにかの軍門にくだらなければ家の未来はないという状況だった。小寺家の皆でどっちにつく?と話し合って毛利家につくことが決まりかけていたが、如水は織田家が将来毛利家をしのぐ勢力になることを冷静に分析し見極めていたので「ぜってー織田家についたほうがいいって!俺が言うんだから間違いないって!俺と息子で使者で行って上手いことやってくるからさ!(相当脚色)」の一言で小寺家家臣団も「黒田さんがいうんだから間違いないよな。じゃ織田家に決定!」と如水の意見を尊重して織田につくことを決めた。
★ 家臣のほとんどが毛利家につく意見の中、如水だけが織田家につくことを薦めた。それで「あの黒田がそう言うんだから間違いネーヨナー」と思わせちゃうんだから彼の能力、忠誠心に相当な信頼があったんじゃないかと思うわけです。
そして秀吉の取次ぎで織田に使者として行き、小寺家は織田家に仕える事が決まりかけた時に小寺の殿が「あ、黒田君には悪いけどやっぱ毛利君のほうが明らかに強そうだからそっちつくわ」と方針を変えてしまう。焦った如水は「息子ココに置いときますから僕は主君の説得に戻ります!決して逃げるわけじゃないです。嘘だと思うなら僕の息子ぬっころしておkです。じゃあ行ってくる!ノシ」と国にもどる。
如水からの報告はいつまでたっても織田信長のもとに来ない。なぜなら説得したくても織田に報告したくてもできなかったのである。説得に国に戻ったところで、「毛利につくことは決まったので、今更アレコレいうお前はもう邪魔なんです。牢屋入っといて(脚色」と幽閉されてしまう。
最初は信頼して如水の帰りを待った信長もとうとうブチ切れて「あいつなんなの!?やっぱ逃げたでしょ!最初からウチにつく気なんて無かったんだって。時間稼ぎされただけだろ。チクショウ・・!息子を血祭りにあげてその勢いで小寺なんぞ踏み潰すぞゴラァアァ!」と如水の息子長政を殺せと命じる。
★ このエピソードでも、如水と信長を取り次いだ秀吉の面目も丸つぶれで、本来なら迷うことなく息子の長政をぬっころすところであるんだけど、秀吉の参謀の竹中半兵衛は「長政をちゃんと殺しときました。スタッフで美味しく頂きました」と嘘をついて長政を匿う。竹中さんは如水は絶対に裏切ったりしていないという確信があったからこそ長政を匿ったんじゃないかなーと思うわけです。如水にすこしでも策士の影を見たら信頼できないと思うのですよね。絶対連絡する!って言っておいてぷっつり音信途絶えたら普通逃げたと思うよね。のりPも逃げたしね。でも半兵衛は如水を信じた。これは言葉で取り繕ってどうにかなる信頼関係じゃないと思うんです。忠義の士のオーラが出ていたんです!三つ子の魂百までもです!
この後の展開は歴史に詳しい人なら知ってると思うけど、簡単にいうと小寺家は信長に滅ぼされる。城の牢屋から1年間幽閉されたおかげで足が不自由になってしまい顔にでっかいデキモノができちゃってゾンビみたいになっちゃった如水が発見されて、如水は逃げたんじゃなかったんだってことが証明されるわけであります。
この話で何が言いたかったというと、普段からの行動と誠意の大切さです。その場であれこれ取り繕ったところじゃ生まれない信頼感、それは普段からの行動で生まれるわけであります!!ココだけ頑張ればいいや、明日本気出す、今回だけは俺を信じてくれ!!!俺は浮気なんてしていない!とか言ってもダメなのであります。要するに俺はダメ人間なのであります。
ということでおまけの大航海コーナー。
本日はカサ模擬に出てきました。結果は6勝8敗とひっさびさに負け越し。
ここ二日ぐらい妙にゲームが重くて回避できずに死にまくり、味方に迷惑かけまくりの沈没病に掛かっています。とりあえず囲まれたらさっくり死んでるので
「1-2ぐらいなら抜け以外で死ぬんじゃねーよ!」
「君回避の基本からやりなおしたらどうかね」
とか偉そうなこといえない状況になっています。困ったよママン。じゃあの。
どれも志半ばで倒れた人々である。(如水はちょっと違うかな)
類稀なる能力を持ちながら志半ばで倒れる。これがなんかイイわけであります。
特に好きなのが黒田如水(考高)で、僕の祖先が同じ播磨出身で一緒に戦い後に福岡に移されてからも江戸時代が終わるまで仕え続けたってのもありますけど、なんといっても彼のドラマティックな人生にとても魅力を感じるのであります。
よく彼はドラマだと陰謀ばっかり考えてたとか野心が多い人物とされがちですが、私が思いますに黒田如水は不屈の忠義の士であったと思います。終始天運に見放されながらもめげずに良く主君に仕え家を守った。
なんでそう思うかというと、如水が小寺っつうオッサンにはじめ仕えていた時のエピソードからである。
小寺家は西に毛利、東に織田と二大勢力に挟まれていて、どっちにかの軍門にくだらなければ家の未来はないという状況だった。小寺家の皆でどっちにつく?と話し合って毛利家につくことが決まりかけていたが、如水は織田家が将来毛利家をしのぐ勢力になることを冷静に分析し見極めていたので「ぜってー織田家についたほうがいいって!俺が言うんだから間違いないって!俺と息子で使者で行って上手いことやってくるからさ!(相当脚色)」の一言で小寺家家臣団も「黒田さんがいうんだから間違いないよな。じゃ織田家に決定!」と如水の意見を尊重して織田につくことを決めた。
★ 家臣のほとんどが毛利家につく意見の中、如水だけが織田家につくことを薦めた。それで「あの黒田がそう言うんだから間違いネーヨナー」と思わせちゃうんだから彼の能力、忠誠心に相当な信頼があったんじゃないかと思うわけです。
そして秀吉の取次ぎで織田に使者として行き、小寺家は織田家に仕える事が決まりかけた時に小寺の殿が「あ、黒田君には悪いけどやっぱ毛利君のほうが明らかに強そうだからそっちつくわ」と方針を変えてしまう。焦った如水は「息子ココに置いときますから僕は主君の説得に戻ります!決して逃げるわけじゃないです。嘘だと思うなら僕の息子ぬっころしておkです。じゃあ行ってくる!ノシ」と国にもどる。
如水からの報告はいつまでたっても織田信長のもとに来ない。なぜなら説得したくても織田に報告したくてもできなかったのである。説得に国に戻ったところで、「毛利につくことは決まったので、今更アレコレいうお前はもう邪魔なんです。牢屋入っといて(脚色」と幽閉されてしまう。
最初は信頼して如水の帰りを待った信長もとうとうブチ切れて「あいつなんなの!?やっぱ逃げたでしょ!最初からウチにつく気なんて無かったんだって。時間稼ぎされただけだろ。チクショウ・・!息子を血祭りにあげてその勢いで小寺なんぞ踏み潰すぞゴラァアァ!」と如水の息子長政を殺せと命じる。
★ このエピソードでも、如水と信長を取り次いだ秀吉の面目も丸つぶれで、本来なら迷うことなく息子の長政をぬっころすところであるんだけど、秀吉の参謀の竹中半兵衛は「長政をちゃんと殺しときました。スタッフで美味しく頂きました」と嘘をついて長政を匿う。竹中さんは如水は絶対に裏切ったりしていないという確信があったからこそ長政を匿ったんじゃないかなーと思うわけです。如水にすこしでも策士の影を見たら信頼できないと思うのですよね。絶対連絡する!って言っておいてぷっつり音信途絶えたら普通逃げたと思うよね。のりPも逃げたしね。でも半兵衛は如水を信じた。これは言葉で取り繕ってどうにかなる信頼関係じゃないと思うんです。忠義の士のオーラが出ていたんです!三つ子の魂百までもです!
この後の展開は歴史に詳しい人なら知ってると思うけど、簡単にいうと小寺家は信長に滅ぼされる。城の牢屋から1年間幽閉されたおかげで足が不自由になってしまい顔にでっかいデキモノができちゃってゾンビみたいになっちゃった如水が発見されて、如水は逃げたんじゃなかったんだってことが証明されるわけであります。
この話で何が言いたかったというと、普段からの行動と誠意の大切さです。その場であれこれ取り繕ったところじゃ生まれない信頼感、それは普段からの行動で生まれるわけであります!!ココだけ頑張ればいいや、明日本気出す、今回だけは俺を信じてくれ!!!俺は浮気なんてしていない!とか言ってもダメなのであります。要するに俺はダメ人間なのであります。
ということでおまけの大航海コーナー。
本日はカサ模擬に出てきました。結果は6勝8敗とひっさびさに負け越し。
ここ二日ぐらい妙にゲームが重くて回避できずに死にまくり、味方に迷惑かけまくりの沈没病に掛かっています。とりあえず囲まれたらさっくり死んでるので
「1-2ぐらいなら抜け以外で死ぬんじゃねーよ!」
「君回避の基本からやりなおしたらどうかね」
とか偉そうなこといえない状況になっています。困ったよママン。じゃあの。
コメント
面白かったです。
また、書いてください。
自分の寿命を悟ってた半兵衛(竹中)が自分の後継者として官兵衛(黒田)に期待してたからって印象だった。でも結果論からいうと関が原で余計なことした息子は死んでもらってた方が良かったかもね(西軍に好印象な武将多い自分としてはだが)
また書いてよ
自分も黒田官兵衛が好きです^^もっと陰謀策謀した斎藤道三や松永久秀も大好きです^^
と父に報告。官兵衛は「そのときお前のもう一方の手はなにを
していたのだ?!」と。
ようするにそこで家康の首をとれないくらいじゃ息子は天下を
とれないだろうな。と思ったらしいといわれています。
軍勢を集めてここぞというときに天下取りに向かった官兵衛は
なんというかかっこええですよね。
シェーンさん>西軍好きとか呉が好きとか主流派は嫌いなんですね。わかりますその気持ち。俺は三国志なら普通に劉備と孔明が好きデスネ。ミーハーですんまそん。
しゅりさん>初めまして!大航海の方なのかな?有岡城に幽閉されてたのは知ってますが、こと細かくかいたら偉い長さになりそうなのでハショリました。俺も道三の出世話は好きですね!
マサムネさん>如水の晩年の事も次で書こうと思ってます。通説では官兵衛は最後の最後に天下を狙ったとありますが、この説に異を唱えたいとおもっとります。
69さん>そんなんだからうっかりミスしちゃうんですよ!あ、俺もか。
こちらもリンクさせていただきました~。これからもよろしくです^^
総理の歴史記事いいわー。また書いてくだ(「 ゚Д゚)「 シャーッ